2013-04-14

グレコとラファエロ

さて、数々の印象に残るライブ記録の前に・・・


絵画です。




大変な混雑の中、二つ絵画展に行きました。


東京都美術館「エル・グレコ展」


西洋美術館「ラファエロ展」


前宣伝もすごいので、とにかくすごい人の数。


日本はお金持ちですよね。世界の名画が日本にいれば見ることができる。

それに、世界から信頼されてるんですよね。
これだけたくさんのその国その国の国宝級でしょ・・・それを貸してくれるんだからね(*^^*)




エル・グレコは生まれて初めて生の絵を見ました。



ギリシャクレタ島に生まれイコン画を学び、成人してイタリアへ渡り、ローマでミケランジェロと出会い、スペインへ渡りその生涯を閉じるまで、作品が順に追って並んでいる、濃い濃い〜グレコ一色の充実した展示でした♪


宗教画の意味合いを持ちながらも、生身の人間の息づかいが伝わる今にも動きそうな筆使い、少し暗めの配色と力強い画風は、グレコの生き方と宗教観をブレンドしたものだったのでしょうか。


引き込まれてしまいました。


だいたいの作品に、一点の光があって、そこから構図が広がってる・・・なんだかそれぞれの絵の光の一点が、宇宙が生まれたビッグバン?とゆう勢いでしたよ。


「光は遠く離れるほど大きく見える」


とゆうグレコの言葉、気に入って帰宅してから手帳に書き留めました*




そしてラファエロ。


ラファエロの天使のカバンやたくさんのポストカードを持っていたので、とても馴染みある絵。



こちらは、ラファエロが影響受けた画家や時代の画家の作品、ラファエロが影響を与えた画家の作品も多く展示され、そしてメイン「大公の聖母」を観て満足!とゆう展示でした。


柔らかく丸みを帯びて、緻密に仕上げられた穏やかな光を放つ絵。


若くして亡くなっているけど、生きているうちに高い評価を得て、しかもローマ教皇にも後援を受けていた画家。上流階級とも交流が深かったらしいし、幸せな画家だったんでしょうね〜。


それが登場人物の表情にも天使の微笑みにも滲み出ていて、幸せの御守りみたいな絵(o^o^o)



ヴァチカンのラファエロの間、写真が展示してあったけど、実物は圧巻でしょうね・・・・




メジャーな展覧会、この勢いで、来週で終わってしまうルーベンス展にも時間を見つけて行きます\(^o^)/




画家さんてどんな毎日送ってるんだろ・・・興味あるな〜




うちの祖父は日本画家だったのですが、最後は実家のお米屋さんを継ぎました(^_^;)


音楽家よりもさらに作品を産み出す時間がかかるだろうしね・・・生活も大変なんだろうか。





芸術については、いろいろ観て聴いて触れて、自分がほんとにどう思うかを発見するのがほんとに楽しいです。



巷に溢れるものだけでなく、探しだす喜びもあります。


ふと入った小さな画廊で好みの絵に出逢うこともあるしね。




画家と写真家は最も尊敬する職業のひとつです(*^^*)

春の訪れ

なかなかお天気は安定せずに、肌寒かったり、汗ばむくらいの陽気だったり、の毎日ですが・・・


でも、やっぱり、この季節は全てが新鮮に瞳に映り、、次々と咲き始める花たちや芽吹く緑のおかげで、日々明るくなり色彩を帯びる景色に心が弾みますね(*^^*)


久しぶりに、お友達Maeveさんが立ち上げたブランドの、アロマオイルと手作りパン宅配を購入。


私のオーダーメイド、オリジナルブレンドオイルなのですが、う〜ん・・・香りの力はほんとに大きい!


脳が活性化します*


脳内や心の浄化作用があるアロマ。


なんてゆうか・・・見た目も美しく美味しくて、しかも身体に良くて、肌や内臓も喜んでるのがわかる、そんな朝食を食べたあとのような満足感!!


香りの効用は、思うよりもずっと、作り出される毎日に影響していると思う。




もう4月も半ばですが、先月は自分の本番が前半に終わった後、贅沢なライブを3つ聴いて、も〜・・・充実した月でした。


またいくつか思い出しながら、記事を書いてみますね。


4月の頭には地元の企業のイベントへも参加してきましたよ〜(^-^)