さて、数々の印象に残るライブ記録の前に・・・
絵画です。
大変な混雑の中、二つ絵画展に行きました。
東京都美術館「エル・グレコ展」
西洋美術館「ラファエロ展」
前宣伝もすごいので、とにかくすごい人の数。
日本はお金持ちですよね。世界の名画が日本にいれば見ることができる。
それに、世界から信頼されてるんですよね。
これだけたくさんのその国その国の国宝級でしょ・・・それを貸してくれるんだからね(*^^*)
エル・グレコは生まれて初めて生の絵を見ました。
ギリシャクレタ島に生まれイコン画を学び、成人してイタリアへ渡り、ローマでミケランジェロと出会い、スペインへ渡りその生涯を閉じるまで、作品が順に追って並んでいる、濃い濃い〜グレコ一色の充実した展示でした♪
宗教画の意味合いを持ちながらも、生身の人間の息づかいが伝わる今にも動きそうな筆使い、少し暗めの配色と力強い画風は、グレコの生き方と宗教観をブレンドしたものだったのでしょうか。
引き込まれてしまいました。
だいたいの作品に、一点の光があって、そこから構図が広がってる・・・なんだかそれぞれの絵の光の一点が、宇宙が生まれたビッグバン?とゆう勢いでしたよ。
「光は遠く離れるほど大きく見える」
とゆうグレコの言葉、気に入って帰宅してから手帳に書き留めました*
そしてラファエロ。
ラファエロの天使のカバンやたくさんのポストカードを持っていたので、とても馴染みある絵。
こちらは、ラファエロが影響受けた画家や時代の画家の作品、ラファエロが影響を与えた画家の作品も多く展示され、そしてメイン「大公の聖母」を観て満足!とゆう展示でした。
柔らかく丸みを帯びて、緻密に仕上げられた穏やかな光を放つ絵。
若くして亡くなっているけど、生きているうちに高い評価を得て、しかもローマ教皇にも後援を受けていた画家。上流階級とも交流が深かったらしいし、幸せな画家だったんでしょうね〜。
それが登場人物の表情にも天使の微笑みにも滲み出ていて、幸せの御守りみたいな絵(o^o^o)
ヴァチカンのラファエロの間、写真が展示してあったけど、実物は圧巻でしょうね・・・・
メジャーな展覧会、この勢いで、来週で終わってしまうルーベンス展にも時間を見つけて行きます\(^o^)/
画家さんてどんな毎日送ってるんだろ・・・興味あるな〜
うちの祖父は日本画家だったのですが、最後は実家のお米屋さんを継ぎました(^_^;)
音楽家よりもさらに作品を産み出す時間がかかるだろうしね・・・生活も大変なんだろうか。
芸術については、いろいろ観て聴いて触れて、自分がほんとにどう思うかを発見するのがほんとに楽しいです。
巷に溢れるものだけでなく、探しだす喜びもあります。
ふと入った小さな画廊で好みの絵に出逢うこともあるしね。
画家と写真家は最も尊敬する職業のひとつです(*^^*)
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