どこもかしこも、すごい人ですね。
昨日は地元で賑やかにBBQ。
そして今日は、母親と近場の山、トレッキング。
その山道に、とても惹かれる歌碑があります。
月の夜の
石に還へりし
道祖神
小松崎爽青
山の中を歩いていると、
自分の呼吸と
小鳥の囀りや虫の羽音
時々、川の水の音や風が渡る音
音はそれだけ
圧倒的な緑の中で
踏み締める土に目を落とせば、朽ち果てた木々や葉っぱ
その茶色の中から、春の小さな幼木や小さな花。
あまり情報の無い中で
森の命の循環を感じながら
心地好い疲れを感じながら
ずっと、この惹かれる歌碑にある、森の夜を想像しながら歩いてます。
途中、石碑や石像、石塔があります。
月の夜の
石に還へりし
道祖神
ずっと未来
森の自然にある石と、石仏、見分けがつかないほど森の一部になる
時代と逆行した、そんな世界があることを感じられることが嬉しい一句なんです。
私の歌「星奏哀歌」にある、
守りたいのは世界遺産じゃない
って歌詞、みんなによく真似されたり面白がられたりするけど
まさに、人間が作ったもの、かたちあるものはいつか壊れて行く
でも、人間の想いとか生きた証は、消えない
そんな意味を込めてるんです(*^^*)
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