ピアノの師匠が講師であることもあり、毎年音大のジャズ夏期講習で一週間過ごします。
先日、講習を終えて帰ってきたばかりなのですが
その講習で2年前かな・・・石巻でピアノの先生をしているお友達ができました。時々東京にもいらっしゃるので、とても仲良くさせて頂いてます。
会う度ごとに、石巻の現在、お話を聞かせてくれます。
石巻ジュニアジャズオーケストラの指導などもしているM先生。
今年は、支援から自立をする、したい・・・そんな熱いお話をお酒を飲みながら聞きました。
そんなM先生のFBで、手に取るように伝わってくる、被災地での音楽に希望を託し志高く過ごす様子、ちょっと感動したので
ご本人に承諾の上、転載します(*^^*)
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毎週、質問攻めにあいます。
ある生徒さん。半年レッスン通って、震災のことで2年以上お休みして。
もとのお教室も無くなってしまったからと、お友達が通っていた私のところへ来て1年。
初めは、紙に書いた鍵盤。自分で音名歌いながら。
少し経ったら担任の先生に事情を話して、毎日学校からピアニカを持ち帰り、おじいちゃんが息を吹き入れてくれながら、「鍵盤足りない!」と、色々工夫してようやく両手で練習。
教室に来て1音でも多くピアノ弾きたくて、次の生徒さんの時間ギリギリまで粘って、ピアノにへばりついているお子さんを見て。
それでも発表会で頑張って弾く姿を見て。
お父さんがある日「楽器を用意してやりたいんです。」とご相談下さって。
仮設にも置ける様にと電子ピアノをご購入。
小さな全身から、レッスンへの期待が溢れています。
「早くピアノに来たかったよ」って毎週のように言うけれど、私も会いたかったよ。って思う。
まだまだ未熟者の私です。
色んな同業者のお話を伺うたびに、自分の力不足や至らなさも痛感。
この子達の成長を共に見させてもらえる幸せを感じながらも、その一端を担う責任に潰されそうになることもあります。
もっと学んで、もっと弾いて。
頑張ろう。
今、レッスン室で作業しながら思いました。
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この子、おじいちゃんが息を吹き入れてくれた鍵盤ハーモニカ・・・ずっとこの大きな愛の中にいたことを胸に、素敵な素敵なピアニストになるんでしょうね。
そして、こんな先生が被災地だけでなく日本中小さな町にも都会にもいらっしゃっるなら、これからの未来はなんて明るいのでしょう♪
写真は、関係ないのですが、姪っ子のレッスン風景。とても恵まれた環境にありながら、全然練習しないし(>_<)
少し、東北のお友達のお話をしてみようと思います(^_^)
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