2017-08-20

松濤美術館

松濤美術館へ、「インドに咲く染と織の華」展を観てきました👳





松濤は、豪邸が静かに建ち並ぶ高級住宅街🏡
この界隈・・・渋谷では東急百貨店のBunkamuraに良く絵画展を観に行きますが、松濤まで足を伸ばすと松濤美術館だけでなく、戸栗美術館や小さなギャラリーがいくつか点在するアートな街。レストランやカフェも、ちょっと渋谷のイメージとは違います。

もう、いつ以来か覚えていないけど・・・思い立って行ってきました。
好きな散歩コースの一つです🐾🐾



インドの染織物が布のまま展示された興味深いものでした✨


哲学の建築家と言われた白井晟一設計の美術館内部。













     




館内は、おしゃれなご婦人や、デザインや絵のアーティストっぽい若い女性のみ。なんと写真撮影がOK📷










日本画家・畠中光享さんのコレクションだそうです。すごいな~・・・美への執着心を感じます。芸術家はこうでなくてはね・・・





高い天井を利用した、展示も印象的!!!








日本の染織文化も、独自に発展したわけでは無く、インドやインドネシア等の影響を受けているそうです。

ひとつひとつ接写したくなるような・・・ため息が出るような手仕事文化、染め・織・絞りなど16世紀~19世紀の作品が150点ほど((((*゜▽゜*))))














母親が和裁・洋裁の先生を昔やっていたので、小さい頃から様々な色・柄・素材の布で遊びました。バックを作ったり、リボン作ったり。


この展覧会を観て、あれってインドの織だったんだなあ、とか、ずいぶんインドやインドネシアなどの布があったんだな、と母親のアトリエを思い出しました(*´ー`*)







~9月24日までの開催期間中に、インド音楽・タブラのコンサートや、畠中氏自身による更紗の文様作りワークショップやインド染織の講演会があったり、と、イベントも充実しています👳✨🎶


昔、松濤の雑貨屋さんに来たなあ、と、ぶらぶら歩いてみたけど、もう全く場所の記憶もありませんでした。
観世能楽堂にも来たような。もう移転してしまいましたけど・・・






今年に入ってからも美術館へは結構足を運んでいますが、期待以上に感動したのは西洋美術館のシャセリオー展。
それに次ぐ、インパクトある展示だったかな✴


美術館へ行くのは、コンサートで音の刺激を受けるのとはまた違う愉しさがあります。





静止しているものからのメッセージ。

想像力の翼は、国境も時空も超え、やがて私に心に一枚の白い羽が残されます❇