陶磁器は知識に乏しい私ですが、結構好きで・・・
今までに訪れて感激したのは、茨城県下妻にある板谷破山美術館と、京都の河井寛次郎美術館。
でも、考えてみたら、栗田美術館の作品たちは、無名の陶工たちによるもので・・・・芸術家個人が表現する、とゆうより、職人として美を追求した結晶なんですね。
創設者栗田さんの言葉の引用です。
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これらの作品は遥か三百年の昔、日本人がこよなく美を愛した心、平和を希求した生活を土台として作られたもので、極めて尊いことは、今の時代には到底求めることのできない、名もなき陶工達の誠の心の作品であり、清廉寡欲な生活の中から生まれたものである。
この美術館が伊萬里、鍋島に限られ、然も無名陶工の無限の含蓄を秘めた作品のみを展示するところが他の美術館と根本的に異なる所以であって、ここに大きな意義と高い誇りと真実味を感ずるのである。
創立者 栗田 英男
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豪華絢爛な絵模様や形を数えきれないほど見たのに、爽やかな感じの後味って、そんなところに理由があるのかもしれないなぁ。
美は細部に宿る
細かい仕事の中に醸し出される凛としたものが
まわりの空気に煌めきを与える
美しいものを見たあとの自分、細胞ひとつひとつが潤っている気がします☆☆
素晴らしい日でした!
佐野ラーメンの味も忘れてしまいました・・・
おすすめですよ〜栗田美術館o(^-^)o
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