舞台関係者にお誘いをうけ
ニコライ・ゴーゴリ原作「検察官」の舞台を観てきました。
残念ながら、ロシア文学の知識0の私ですが・・・最近、母親と話していて(母親は、若い頃文学少女?で国内外ありとあらゆる物語を読んでいます)「ロシア文学は暗いし悲惨だけど〜ちょっとあなたも読んで知っておかないとね」なんて言われたばかりでした(^-^)
一緒に観に行ったのが、ロシアに10年暮らし、芝居と演出を学んできた女性演出家さんだったので、ちょっとだけ基礎知識いただきながらの観劇でしたので、更に楽しめました♪
劇団1980と言う、国内の俳優養成所の先生とお弟子さんで立ち上げられた劇団だそうです。
日本の演劇でありながら、戯画的で幻想的な海外のアニメーションを観ているようでした。
演出はペトル・ヴトカレフ。ご本人も観客席にいらっしゃいました。
「検察官」は、180年も前に書かれた作品ですが、お役人や政治家の愚かな姿を笑いで表現する話・・今でもロシアでは繰り返し上演されてるらしいです。
現代も何も変わらない、思わず苦笑いしてしまうような場面。
笑いの中でも、考えさせられます。
そして、絵的にもとても楽しめました。衣装の鮮やかさや和洋折衷の不思議なバランスは、印象派のジャポニズムのようでした。
象徴的な小道具も、使われてる音楽も(アンビエントからシャンソン、多分ロシアやウクライナのPOPS?)興味深かった。
不気味な演技
エキセントリックな演技
俳優の演技力もすごいな〜・・・
以前、私のライブに初めて来てくれたピアニスト友達が、私のライブを「エキセントリックな」と言ってくるたことがあります。風変わり!?でもその時すごく嬉しかったんです*
誰でもわかり誰でも美しいと感じるバラードも作りたいけど、まさにゴーゴリの世界のようなエキセントリックさ、そして、印象派ジャポニズム的なアンバランスなベストバランスは大好き。
刺激的な経験でした!!
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