2014-05-04

GW

どこもかしこも、すごい人ですね。


昨日は地元で賑やかにBBQ。




そして今日は、母親と近場の山、トレッキング。


その山道に、とても惹かれる歌碑があります。



月の夜の
石に還へりし
道祖神

小松崎爽青



山の中を歩いていると、

自分の呼吸と

小鳥の囀りや虫の羽音

時々、川の水の音や風が渡る音


音はそれだけ




圧倒的な緑の中で


踏み締める土に目を落とせば、朽ち果てた木々や葉っぱ


その茶色の中から、春の小さな幼木や小さな花。



あまり情報の無い中で



森の命の循環を感じながら

心地好い疲れを感じながら




ずっと、この惹かれる歌碑にある、森の夜を想像しながら歩いてます。


途中、石碑や石像、石塔があります。



月の夜の
石に還へりし
道祖神




ずっと未来


森の自然にある石と、石仏、見分けがつかないほど森の一部になる



時代と逆行した、そんな世界があることを感じられることが嬉しい一句なんです。




私の歌「星奏哀歌」にある、


守りたいのは世界遺産じゃない


って歌詞、みんなによく真似されたり面白がられたりするけど


まさに、人間が作ったもの、かたちあるものはいつか壊れて行く

でも、人間の想いとか生きた証は、消えない



そんな意味を込めてるんです(*^^*)

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